若い世代の「パソコン離れ」
若い世代の「パソコン離れ」
- 皆さんこんばんは。オフィス・宮島です。ずいぶん間が空いてしまいました。大変申し訳ございません。
- 今回は、若者世代の「パソコン離れからくるスキル低下」についてお話ししようと思います。ニコニコニュースにこのような記事が掲載されていました。
いったいナゼ!? パソコンを使えない若者が急増中
ほんのひと昔前までは、「パソコン=若者が得意」というイメージがあったはずだが、いまや新しい風潮が生まれてきているのだという。
株式会社ジャストシステムが定期的に行っているインターネット調査から、「若者のパソコン離れ」という傾向が浮かび上がってきた。今年9月29日から10月2日にかけて行われた同社調査によると、スマホをメインの携帯電話として利用する15~19歳の男女が、パソコンからインターネットにアクセスする時間は1日あたり88.2分だった。1年前の同じ調査では143.9分だったというから、約3分の2に減少していることになり、「10代でパソコン離れが急加速」としている。
もちろんその原因はスマホの普及。画面サイズが5.5インチの「iPhone 6 Plus」をはじめ、いまや5インチ超の大画面タイプが続々登場し、ネット閲覧もゲームもスマホだけで事足りる状況になっている。「ミニパソコン」ともいえる高性能スマホがあれば、パソコンを使う機会が減るのは当然だ。とくに仕事でパソコンを使う必要がない10代の若者にしてみれば、「スマホだけで十分」なのだ。
このパソコン離れの状況にビジネスチャンスを見出しているのが、パソコン書籍の編集者だ。従来のパソコン解説本は購買年齢層が高めだったのだが、若者が就職する際にパソコン操作を覚える必要があるとなれば「あと2、3年で若者向けのパソコン解説書が売れる時代になるかも」と、密かに企画を進めているのだという。
記事引用元 ニコニコニュース
- では、なぜ若者の間で「パソコン離れによるスキル低下」が起きているのでしょうか?それは次の3つが考えられます。
- iPhone 6といった手のひらサイズの高性能「モバイルPC」(スマホ)が急速に普及したため、ノートパソコンを持ち歩く必要が無くなった
- 一部の学校ではタブレット端末を導入して授業を行っているため、パソコンと触れ合う機会がますます減っている
- メールやワード、エクセルといったオフィスツールもスマホやタブレットで行えるため、パソコンを使う必要がない
- 1についてですが、最近のタブレット端末やスマホの性能は、下位モデルのノートパソコンより優秀です。また、価格もノートパソコンの半分程度なので、簡単に入手することができます。また、重量もノートパソコンの10の1程度であるため、持ち運ぶのが苦になりません。
- 2についてですが、大学などでは無償でiPadやNexus 7といったタブレット端末を無償配布し、それを使って授業を行っているところが出てきています。タブレットにはソフトウェアキーボード(タッチパネル式キーボード)がついているので、タブレット上でパソコンを「疑似体験」できてしまうのです。
- 3についてですが、高価なオフィスソフトを購入しなくても、インターネット上でオフィスソフトを無料で使用することができます。
会社の多くはスマホではなくパソコンで業務をしている
- このように、スマホでパソコンの機能を代用できますが、多くの企業では、パソコンをメインに業務を行っています。iPadやiPhoneを業務に取り入れている企業はまだまだ多くありません。ゆえに、パソコンを使う必要があります。