一度離職すると正社員復帰は無理?
2014.10.25
カテゴリ:ブログ
一度離職すると正社員復帰は無理?
- 皆さんこんにちは。オフィス・宮島です。10月もそろそろ終わりに近づいてまいりました。朝夕の寒暖の差が激しくなってきています。体調管理をしっかりしてくださいね。
- それはさておき、本題に入ります。先日、妊娠したことを契機に職場転換・降格を受けて退職に追い込まれた女性が「男女雇用機会均等法違反である」と訴えたの裁判が行われました。最高裁の判決は「本人の承諾なしでの降格は無効」として、広島高裁に裁判をやり直すよう命じました。
- 安倍内閣は、女性の社会進出を促していますが、女性が妊娠していったん職を離れたら正社員としての復帰はほぼ絶望的になります。次に示すグラフを見ていただくとよくわかりますが、子供の数が多い家庭の母親ほど、正社員として働いている割合が少ないことがよくわかります。
- 小出真由美氏は、母親の子育ての期間が長いほど、キャリアブランクが大きくなり、再就職が絶望的になると分析しています。
それがわかっているから女性は高年収の男性に群がる?
- 小出氏の指摘が一番よく分かっているのは、女性本人ではないでしょうか。だから女性は高年収の男性に群がるのだと思います。
- このデータの出典は忘れましたが、女性が男性に求める最低年収は「600万円」というのを聞いたことがあります。これは、現在の男性平均年収が300万円~400万円程度であり、女性もほぼ同じ程度です。すなわち「2人分」稼げる男性がいれば、私は安心して専業主婦をできる…ということです。
そのような女性がリスクに直面すると…
- このような専業主婦指向の強い女性が、旦那がリストラに遭ったとか、大幅な賃金カットを食らった、病気で倒れた、離婚した、配偶者と死別した…というリスクに直面したとき、いざ旦那に代わって社会に進出しようとしても、スキルが錆びついています。元の職場に復帰しようとしても青木文鷹氏流にいうならば「HPが1しかない状態」であるため、リハビリして元の状態まで回復するまで時間がかかりすぎる…ということになります。
- ゆえに、子供の数が多いほど正社員として復帰できなくなる…というわけです。
では、このような状態を避けるには?
- このような状態になっても慌てないようにするためには…
①結婚するまでにしっかり手に職をつけておく
②暇なときはアフィリエイトで広告料を稼ぐ
③同業者とコネを付けておく
- この3点をしっかり抑えておけば、正社員復帰するのも難しくないと思われます。いざとなったら個人事業主として、独立起業するのも悪くないと思います。
- まずは、調理師免許、美容師免許、看護師免許等「食うに困らない」資格を取得してキャリアを作っておき、結婚後は子供が小さいため、家から離れることができないのでアフィリエイトといったパソコン1台あれば収入を得られる仕事で小遣い稼ぎを行いましょう。
- 小銭がたまったら、少しずつ無理をせず動き出せば簡単に社会復帰できると思います。大変だと思いますが、自分のペースで進めればOKだと思います。
本日はここまでとします。ご清聴ありがとうございました。