個人情報の流出元を突き止める方法
個人情報の流出元を突き止める方法
- 大手教育業者である「ベネッセコーポレーション」で2070万件の個人情報が流出し、それが「一太郎・花子」で有名なジャストシステムで利用されたという事件が発生しました。
- 我々は、それが流出しても「どこから」「どのように」流出したのかを突き止めるのはほぼ不可能です。しかし、このようにすればある程度突き止めることができます。
- Webメールだと、無料で複数個のアカウントを取得することができるので、この機能を応用します。たとえば、Gmailを使用する場合このようにメールアドレスを設定します。
・ユーザ名+yahoo@gmail.com(ヤフーの場合)
・ユーザ名+rakuten@gmail.com(楽天の場合)
・ユーザ名+amazon@gmail.com(Amazonの場合)
例) hyahha_amazon@gmail.comという具合に設定する
- このように施すことで、たとえばヤフーで流出事故が発生した場合、「ユーザ名+yahoo@gmail.com」で登録したのがヤフーだけであるから、「ヤフーで俺の情報が流出したな」と特定できます。このアカウントを削除すれば被害は最小限で済みます。この後新しいアカウントを取得してもう一度登録しなおしてください。
「無意識に」個人情報を流出していませんか?
- 我々はこのような個人情報流出事故・事件が起きると「あの会社はセキュリティが甘い」といいますが、実際会社に個人情報を提供している我々もセキュリティが甘い側面もあります。
- たとえば、インターネット上で行うアンケートやFacebook、Twitter、LINEにアカウントを登録する際、「実名」で登録していませんか?
- 街頭で行われている署名活動やクレジットカード、ポイントカードを申し込むときに氏名と住所・電話番号を提供していますよね。ポイントカードなどを作るとその会社のデータベースに登録され、それを元にダイレクトメールが送られてきます。
- 個人情報を流出したくないのならば、不必要に街頭署名に参加したり、ポイントカードなどを作成したり、SNSに実名で登録しないようにしましょう。これが最も有効です。
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