人生お悩み相談13

どんなマイノリティーの集団に所属してもまたそこから細分化されていつでもマイノリティー

な私になってしまうのは何故でしょうか?

図44

  • 回答リクエストありがとうございます。そして回答が遅くなり申し訳ございません。
  • 2–6–2の法則というのはご存知でしょうか?
  • この法則は「働きアリの法則」ともいわれ、構成するメンバーが変わっても必ず2:6:2の比率に落ち着く…というものです。
  • あなたがマイノリティになるのはなんらおかしなことではございません。むしろ普通なのです。もし、あなたが中心となって、そのグループから独立しても同じ現象が起きます。
  • だから全く気にすることはありません!

  • あなたは「マイノリティになること」を気になさっておられるようですが、常に物事(この場合はグループ)の中心にいる必要はあるのでしょうか?
  • 確かに、集団の中心にいれば、人が目にすることができない極秘情報や機密情報に触れることができるため、人より優位に立つことができます。しかし、中心にいるがゆえに全体が見えなくなるため、かえって物事を理解できなくなってしまうことが多々あります。
  • 逆に中心より遠い場所にいることにより、中心から絶対見ることができない「外観」を「客観的な」目で見ることができます。それゆえに常識にとらわれない奇抜なアイディアや斬新な考えが次々と生まれ、それを持ち込むことにより組織を活性化させることができます。
  • ただし、ただ外野からやみくもに騒いでも何の効果もありませんので、ある程度中心と「つながり」を確保してください。そのうえで一定の距離を保つよう心掛けてください。そうすれば無用な責任をかぶることなく外側から中心を操作することができますよ。
  • 「マイノリティだから」と嘆くのではなく、「マイノリティだから」こそ、身軽さを活かして積極的に打って出て場を盛り上げてゆくべきなのです。
  • あなたは非常に良いポジションにいますよ。うまく活用してくださいね。