メールのやり取りでウィルスに感染する?
メールのやり取りでウィルスに感染する?
- インターネットが普及して20年ほど経ち、ビジネス文書のやり取りや相談を「メール」ですることが「普通」になりました。
- 以前からメールにウィルスを添付して送りつけて、メールを開いたパソコンにウィルスを感染させるという手口はありましたが、今回はより洗練された手口になっていますので、注意してください。
その手口
- その手口というのが、これです。(下図参照)
手口の説明
- まず、攻撃者は「質問者」を装って企業などに当り障りのない内容のメールを送ります。その時、攻撃者は企業のお問い合わせ窓口のメールアドレスを記録します。しばらくして「質問状」と称したウィルスファイルを添付して企業のお問い合わせ窓口にメールを送ります。
- 相手への攻撃に失敗したら、「質問状」のファイル形式を変えてまた送り付けてきます。攻撃者は「このファイルを開きましたか?」という督促メールを相手が開くまでしつこく送り付けてくる…というものです。
これを防ぐには?
- まず、このようなメールを送ってきた人物およびメールアドレスを特定します。メールアドレスのドメイン名が「yahoo.co.jp」とか「gmail.com」といったWebメールの場合は、使い捨てアドレスである可能性が非常に高いので、その人物からきたメールは「迷惑メールリスト」に載せて、問答無用でゴミ箱に放り込みましょう。
- それでもダメな場合は「メッセージフィルタリング」と呼ばれる機能を使ってフィルタリングします。件名や文章中に「ファイルを開きましたか?」という言葉を発見したら、それは迷惑メールと見なして容赦なくゴミ箱に放り込んでください。
- これを周知徹底させてください。
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