ログインしただけで不正送金されるウィルス発見！
ログインしただけで不正送金される？！
- インターネットバンキングで、自分の口座にログインすると、自動的に他人の口座に振り込まれるウィルスが発見され、国内のパソコン約2万台に感染していることがわかりました。
ウィルス感染経路と症状
- 大手銀行では、ログインするときになりすましを防ぐため「2段階認証」を行っています。この時に1度限りのパスワード「ワンタイムパスワード」を発行しますが、今回のウィルスはこの「ワンタイムパスワード」を破るものです。
- ウィルスの感染経路は下図のように、「大手銀行」から送られてきたメールを装い、それを読むと同時にウィルスが仕込まれます。その状態でそのメールにある正規の大手銀行のネットバンクのリンクをクリックすると、「2段階認証」が完了した状態になり、他人名義の口座に振り込まれる…という仕組みです。
対処方法は？
- 現時点で有効な対処方法はインターネットバンクを介さずに直接キャッシュカードで引き出すという方法のみです。あとはウィルススキャンを徹底すること、迷惑メールフィルタを強化し、「怪しい」と感じるメールは容赦なく廃棄する…方法のみです。
- ネットバンクを使用される方は、できるだけネットバンクの口座に大金を残さないようにしましょう！
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