ブルーライトの危険性について
ブルーライトの危険性について
- 青色LEDが発明されてから、パソコンなどの情報機器、照明器具などにもLED(発光ダイオード)が使われるようになりました。発熱量が少なく、長寿命、そして電気代が安いという三拍子がそろった次世代の照明として、蛍光灯※に代わり企業や家庭への導入が進んでいます。
※蛍光灯は2020年に全廃する方針。
- 青色LEDから発せられる強烈な青色の光が、網膜に深刻な影響を与えることが近年の研究によってわかってきました。
青色光は覚醒度を上げる効果はありますが、同時に重篤な眼の傷害の危険性も伴います。週刊文春2010年7月1日号に、『iPad「青色光」が心と体を蝕む』という記事が掲載され、主に夜にLEDの光を浴びる問題が指摘されましたが、実は夜だけではなく他の危険性も指摘されています。最近、青色で光療法を行う器具もあるのでその危険性を調べてみました。ちなみに、青色光網膜傷害は、「障害」ではなく「傷害」と書きます。
紫外線による傷害の可能性につていは広く知られていますが、波長が紫外線に近接している青色光も人体に傷害を及ぼす可能性があることは、これまで一般の人にはあまり知られていませんでした。ところがLEDの登場により、白色LEDの光がこれまでの光源に比べて青色成分が含まれる割合がひじょうに高いため、専門家によって問題が指摘されています。さらに、問題の青色光そのものを発光する青色LEDの場合はさらにその危険性が指摘されています。
記事引用元 日本を元気にする光療法の総合サイト
- 記事自体は今から5年前に発表されたものですが、ここ最近のニュースでは、若者に広がる「スマホ老眼」の原因の1つにも挙げられています。
スマホ老眼とは?
- 現在、若者の間で広がっている「スマホ老眼」とはいったい何でしょうか?それは、次のように定義されています。
スマートフォンの使いすぎで近くの文字などがぼやけて見えるという老眼のような症状
- パソコンやiPhoneなどの情報機器が普及し、これらの機械はすでに「仕事の道具」として会社に組み込まれています。四六時中パソコンと向き合って仕事をするのも当たり前…という時代になりました。
- その結果、パソコンやスマホを多用する20代~30代に老眼のような症状が現れ始めています。
なぜ「スマホ老眼」になるの?
- パソコンやスマホに組み込まれているバックライトは、白色LEDを使用しております。それには青色の成分が非常に多く含まれている反面、赤色の成分がほとんど含まれていません。
- また、指向性(一定の方向に進む性質)が蛍光灯より強く、減衰もしないため、網膜や視神経にダメージを与えるのです。
- このような状態が長時間続くと、加齢黄斑変性症など、年を負ってから出てくる病気が若いときに出てくるようになります。これが「スマホ老眼」の原因なのです。
スマホ老眼にならないようにするには?
- 若いころからの目の酷使による「スマホ老眼」を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?
それは、次の項目を守ることです。
- スマホやパソコンを30cm以上離して見る
- 一時間連続で使用したら、10~15分分遠くを見て目を休める
- 蒸しタオルやアイマスクをつけて目の疲れを取る
- 最近は休んでいると、会社の上司から「働け!」とどやされることが多くなっていますが、健康あっての仕事です。自分の体のケアを怠らないようにしてくださいね!
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