本題に入ります

本題に入ります

  • 先ほどは、新中学1年生に向けて「テストへの心構え」を送りました。これから本題である「中間テスト向け理科用語解説」を行います。

「花」の構造について

  • 今は春…百花繚乱の季節です。たくさんの花が野原や花壇を美しく彩っています。その「花」というのはいったい何なのか、構造はどのようなものかについて3行以内で解説してみたいと思います。

「花」とは?

  • 「花」というのは、植物が子孫を残すために種子(しゅし:種のこと)を作る働きをする部分のことをいいます。
  • ちなみにここに示す写真はすべて「花」です。

    花①花②

    花③花④

「花」の構造について

  • ここで問題です。
    先ほど示した4枚の写真にて、仲間外れが1つだけあります。どれでしょうか?
  • 正解は花④ですが、なぜこれだけ仲間外れなのかというと…
  • 花①~③の構造はこのようになっています。

    被子植物

    ※花粉が入っている袋のこと

  • このように、胚珠が子房に覆われている植物のことを被子植物といいます。なぜこのような名前になったのかというと「胚珠が皮(子房)を被っている植物」だからです。
  • 花④はこのような構造になっています。

    裸子植物

  • このように、胚珠がむき出しになっている植物のことを裸子植物といいます。なぜこのような名前になったのかというと「胚珠が裸になっている植物」だからです。
  • ちなみに、花④は「松(マツ)の花」で、雄花(おばな)と雌花(めばな)に分かれています。また、松の場合、雄花と雌花の咲く場所は下図のようになります。

    松の雄花・雌花

  • 雄花と雌花の比率は大体雄花8~9割に対し雌花が1~2割となります。たとえるならば、1学年100人の生徒がいる学校で男子の総数が80~90人なのに対し、女子の総数は10~20人しかいないという状況です。
    (余談ですが、本当にこんな学校が存在します)
  • 本日はここまでといたします。次回は花の構造について「より深く」追求してゆきます。ご清聴ありがとうございました。

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