本題に入ります
2013.05.07
カテゴリ:理科用語
本題に入ります
- 先ほどは、新中学1年生に向けて「テストへの心構え」を送りました。これから本題である「中間テスト向け理科用語解説」を行います。
「花」の構造について
- 今は春…百花繚乱の季節です。たくさんの花が野原や花壇を美しく彩っています。その「花」というのはいったい何なのか、構造はどのようなものかについて3行以内で解説してみたいと思います。
「花」とは?
- 「花」というのは、植物が子孫を残すために種子(しゅし:種のこと)を作る働きをする部分のことをいいます。
- ちなみにここに示す写真はすべて「花」です。
「花」の構造について
- ここで問題です。
先ほど示した4枚の写真にて、仲間外れが1つだけあります。どれでしょうか?
- 正解は花④ですが、なぜこれだけ仲間外れなのかというと…
- 花①~③の構造はこのようになっています。
※花粉が入っている袋のこと
- このように、胚珠が子房に覆われている植物のことを被子植物といいます。なぜこのような名前になったのかというと「胚珠が皮(子房)を被っている植物」だからです。
- 花④はこのような構造になっています。
- このように、胚珠がむき出しになっている植物のことを裸子植物といいます。なぜこのような名前になったのかというと「胚珠が裸になっている植物」だからです。
- ちなみに、花④は「松(マツ)の花」で、雄花(おばな)と雌花(めばな)に分かれています。また、松の場合、雄花と雌花の咲く場所は下図のようになります。
- 雄花と雌花の比率は大体雄花8~9割に対し雌花が1~2割となります。たとえるならば、1学年100人の生徒がいる学校で男子の総数が80~90人なのに対し、女子の総数は10~20人しかいないという状況です。
(余談ですが、本当にこんな学校が存在します)