クロスケーブルを使ってパソコンを接続するには?

クロスケーブルを使ったパソコン接続

  • 今回はクロスケーブルを使ってパソコンを接続する方法について解説いたします。

クロスケーブルとは?

  • LANケーブルには2種類存在します。ストレートケーブルとクロスケーブルの2種類です。簡単に構造について解説いたします。

ストレートケーブル

  • このケーブルでパソコン同士を接続することはできません。このケーブルでパソコンを接続するときはハブを中間に入れます。

ハブ

  • イメージとしてはこのような感じです。

ストレートケーブルを使った接続

クロスケーブル

  • 見た目はストレートケーブルとまったく同じです。見分け方は次に示す写真をご覧ください。

クロスケーブルストレートケーブル

接続方法

ハードディスクの共有

  • まず、データを共有したいパソコン同士をクロスケーブルで接続いたします。「カチッ」という音がするまでクロスケーブルをはめ込んでください。
    ※LANコネクタの位置はパソコンによって異なりますので、接続する前に位置を確認しておいてください。

クロスケーブルを使ってパソコンを接続①クロスケーブルを使ってパソコンを接続①-2

  • 次にデータを共有したいハードディスクの設定を行います。
    デスクトップ上にある「コンピュータ」というアイコンにマウスポインタを合わせてダブルクリックします。

クロスケーブルを使ってパソコンを接続②

  • ダブルクリックすると、下に示すダイアログボックスが表示されるので、共有したいハードディスク(赤枠部分)にマウスポインタを合わせて右クリックします。そうすると、ポップアップメニューが表示されるので「共有」という項目にマウスポインタを合わせます。次に「詳細な共有」という項目が表示されるので、そのままマウスポインタを右に動かしてその項目にマウスポインタを合わせてクリックします。

クロスケーブルを使ってパソコンを接続②

  • 「ボリューム(ドライブ名:)のプロパティ」という名前のダイアログボックスが表示されるので、赤枠部分にマウスポインタを合わせてクリックします。

クロスケーブルを使ってパソコンを接続③

  • そうすると、「詳細な共有」という名前のダイアログボックスが表示されるので、下に示す手順で操作します。

クロスケーブルを使ってパソコンを接続④

  • 「ドライブ名のアクセス許可」という名前のダイアログボックスが表示されるので、「フルコントロール」という項目にマウスポインタを合わせてクリックします。そうすると、「変更」「読取」の項目に自動的にチェック(レ点)が入ります。
    これを確認してから、「OK」ボタンにマウスポインタを合わせてクリックします。

クロスケーブルを使ってパソコンを接続⑤

  • 「ドライブ名のアクセス許可」という名前のダイアログボックスが閉じたら、「詳細な共有」が表示されるので、「OK」ボタンにマウスポインタを合わせてクリックします。

クロスケーブルを使ってパソコンを接続⑥

  • 最後に、「ボリューム(ドライブ名:)のプロパティ」という名前のダイアログボックスが表示されるので、「閉じる」ボタンにマウスポインタを合わせてクリックします。

クロスケーブルを使ってパソコンを接続⑦

  • マイコンピュータの画面表示がこのように変わったことを確認してください。

クロスケーブルを使ってパソコンを接続⑧

アカウントを設定する

  • ハードディスクの設定が終わったら、今度はアカウントの設定を行います。データを引き出したいパソコンでアカウントを設定します。

Windows 8の場合

  • まず、マウスポインタを右上に移動させます。そうすると、チャームが表示されるので、そのまま「検索」アイコンの位置までマウスポインタを移動させます。移動させたら、一番下にある「設定」アイコンにマウスポインタを合わせてクリックします。

アカウントの設定方法@Windows 8:その1

  • 移動させたら、一番下にある「設定」アイコンにマウスポインタを合わせてクリックします。

アカウントの設定方法@Windows 8:その2

  • クリックすると、チャームが下図のように変わるので、黄色の枠にマウスポインタを合わせてクリックします。

アカウントの設定方法@Windows 8:その3

  • クリックすると下図に示す画面に切り替わるので、赤枠部分にマウスポインタを合わせてクリックします。

アカウントの設定方法@Windows 8:その4

  • アカウントの設定画面に切り替わったら、赤枠部分にマウスポインタを合わせてクリックします。

アカウントの設定方法@Windows 8:その5

  • 次に示す画面に変わります。そうしたら、黄色の枠にマウスポインタを合わせてクリックします。

アカウントの設定方法@Windows 8:その6

  • 作成するアカウントを「Microsoftアカウント」と「ローカルアカウント」とすることができます。今回は「ローカルアカウント」として作成するので、黄色の枠にマウスポインタを合わせてクリックします。

アカウントの設定方法@Windows 8:その7

  • ローカルアカウント設定画面が表示されるのでアカウント名およびパスワードを入力いたします。
    ※自分が操作するので、非常に簡単なパスワードでOKですが、終わったら必ずアカウントを削除してください!

アカウントの設定方法@Windows 8:その8

  • 設定が終わったらこのような画面が表示されるので、「完了」ボタンにマウスポインタを合わせてクリックします。

アカウントの設定方法@Windows 8:その9

パソコン同士をつなぐ

  • 引き出したデータを保存する側のパソコンにて、赤枠部分にマウスポインタを合わせてダブルクリックします。

パソコン同士をつなぐ①

  • ダブルクリックすると、このようなダイアログボックスが表示されます。その中にクロスケーブルで接続したパソコンが表示されていることを確認してください。確認したら、そのアイコン(赤枠部分)にマウスポインタを合わせてダブルクリックします。

パソコン同士をつなぐ②

  • パスワード認証を要求してきますので、先ほど設定したアカウントとパスワードを入力します。入力したら「OK」ボタンにマウスポインタを合わせてクリックします。

パソコン同士をつなぐ③

  • クロスケーブルで接続したパソコンにて、共有したドライブが表示されたら2台のパソコンは接続されました。

接続完了