青木文鷹氏直伝いじめ撃退方法

青木文鷹氏直伝いじめ撃退方法

  • アナリストの青木文鷹氏は、2013年2月発行のセブンティーンに「実践的いじめ対策」という記事を掲載しています。その方法を公開いたします。

いじめに遭って苦しんでいる方へ

  • くれぐれも自らの命を絶とうとは考えないでください。自分の命を差し出さなくても、相手に強烈な反撃を食らわせることができます!

「いじめ対策」の問題点

  • 青木文鷹氏は、現在学校で行われている「いじめ対策」には、次に示す3つの問題点があると指摘しています。

①大人は頼りにならない!

  • 岩手県矢巾市で中学2年生の男子学生がいじめを苦にし、自らの命を絶った…という痛ましい出来事がありました。
    彼は必死に担任の先生や周りの大人たちに「SOS」の信号を出していましたが、先生は何もしてくれませんでした。今回のように、学生が大人に必死に助けを求めても何もしてくれないため、自らの命を絶つ…という選択を取らざるを得ない、ということが後を絶ちません。
  • これより、大人に相談する=必ずいじめが解決できるとは思わないでください。

②逃げる場所がない!

  • 自分の子供がいじめられているとわかっていても、「学校を休むこと=悪」という考えに凝り固まっている親や、「学校を休むこと」に関して罪悪感を感じる子供も大勢います。
  • また、いじめから逃げるには「どこに逃げればいいのか」や「逃げた後どうすればいいのか」という問題に対し、現時点では明確な答えがありません。このような状態であるため、いじめに遭った子供はどう対処すればいいかわからないのが現状です。
  • また、「クラス替えや卒業すれば縁が切れるから我慢しろ」といって子供を叱咤する親もおりますが、最近はLINEやFacebookなどのSNSが子供たちの間にも広く膾炙しているため、クラス替えや卒業しても「いじめに遭っている生徒の情報」は共有されます。その結果、心機一転のため場所を変えても、そこで誰かがFacebookの投稿を見て、いじめを開始します。

③気持ちだけでは解決できない!

  • よく大人たちは「ほかに夢中になれることがあれば、いじめなんぞ気にならない」といって子供を励ましますが、そんなものは簡単に見つけられるものではないし、いじめられている状態ではそんなものを探す気力すら湧きません。
  • 彼らにとって苦しいのは「今」なのです。クラス替えや卒業を悠長に待っている余裕はありません!
  • この3つの現状を踏まえたうえで、青木文鷹氏が推奨する「実践的いじめ対策」を紹介いたします。いじめに遭って苦しんでいる学生は、すぐに実践してください!

青木文鷹氏直伝いじめ撃退法① いじめの証拠を集めよう

  • まず、いじめに遭っている、もしくはいじめに遭ったという証拠を残しましょう。
  • 青木氏が推奨する証拠はズバリ日記です。その時に苦しかったことをつづってください。そして「いつ」「誰に」「どこで」「何をされたか」を必ず自分の手で書いてください。ワード・メールなどの電子的なものは、証拠のねつ造を疑われる可能性があります。

カツアゲされたときは

  • ものを買わされたときは、レシートをノートに貼り付けてください。
  • 預金口座からお金を巻き上げられたときは、銀行のATMの明細をノートに貼り付けてください。
  • 財布を取られた、もしくは財布から直接巻き上げられたときは、「財布の中に○○円くらい入っていた」という風に大体の金額とカードの種類を日記に書いておいてください。

ネットによるいじめに遭ったときは

  • TwitterやLINE、FacebookなどのSNSや、ブログに書き込まれた自分への誹謗中傷が書き込まれたものは、即印刷してください。(相手も他人から「それやばいんじゃないの?」と指摘を受けて消す可能性が高いため)
  • あと、明らかに書き込んだ相手が「いじめた奴」だとわかるように、ハンドルネーム、自分のログイン名、パスワードを日記に書き込みましょう。

暴力を受けた時は

  • 軽いけがであっても必ず病院にいって診断書をとってきてください。費用は掛かりますが、決定的な証拠になります。
  • 「精神的な苦痛で不眠になった」といった症状がある、「外から見てけがをしているようには見えないが、痛みがある」というけがの場合は、必ず診察に行ってください。
  • 体を傷つけられたときは、写メを撮っておくのも非常に有効です。状況が一目でわかるし日付も自動的に入ります。これはものを壊された時にも有効です。

青木文鷹氏直伝いじめ撃退法② 学校を休もう

  • 学校に行って身の危険を感じたら、とにかく休んで引きこもりましょう。それが一番の安全策です。
  • 出席日数が足りなくなって成績が大幅に下がった、留年した…ということになっても、『中学校卒業程度認定試験(中認)』や『高等学校卒業程度認定試験(高認)』という試験を受ければ中卒・高卒の資格を得ることができ、高校入試や大学入試を受けることができます。
  • ただし、ここからは大人の理解が必要になります。理解がある親の場合と理解の無い親の場合での進め方について説明します。

保護者がいじめのことを理解している場合

  • 保護者が自分の子供がいじめを受け苦しんでいることを理解している場合は、次のように行ってください。
  • まずとにかく引きこもりましょう。
  • もし、自分の家まで乗り込んでくる恐れがある場合は、実家よりずっと遠くに離れた親戚の家に退避しましょう。
  • 気持ちが落ち着いたら、『中学校卒業程度認定試験(中認)』や『高等学校卒業程度認定試験(高認)』取得のための勉強を開始しましょう。
  • それと並行して次に述べる「加害者の封じ込め」作戦を実施しましょう。

保護者がいじめのことを理解していない場合

  • 保護者がいじめのことを理解していない場合は、ここで説得できないと解決に至らないこともあり得ます。とにかく①で作ったいじめの証拠を保護者に突き付けて、「自分はいじめを受けている」ということを親に何が何でもわからせましょう。
  • それがだめならば、ストレートに「助けて」といいましょう。そうすれば、親も「なぜそんなことを言うんだ?」といって耳を傾けざるを得なくなります。その時に素直に「いじめに遭って生きているのがつらい。もう死にたい」といいましょう。
  • それでもダメな場合は、いじめ電話相談や青木文鷹氏、「夜回り先生」でおなじみの水谷先生など、ほかの大人の力を利用して、その人から親に直接話をしてもらい、説得するのがよいでしょう。

青木文鷹氏直伝いじめ撃退法③ 加害者を封じ込めよう

  • いじめから逃げるだけでなく、きっちりいじめた奴に「落とし前をつけさせて」こそ、いじめが解決すると青木氏は主張しています。
  • いじめた奴らは、「悪いことをした」とは全く思っていません。そこで、法律を駆使し「手痛い反撃」をいじめた奴らに加え、『いじめ=犯罪』であることをいじめた奴らに身をもってきっちり教え込んでやるのです。

①学校に申し入れをする

  • 退避(引きこもり)を続けながら、保護者を通じて学校に「いじめを受け、被害を受けた」ことを伝えましょう。証拠は複数コピーして準備してください。原本は家に保管してください。
  • 証拠のコピーを校長等に突き付けて、学校へいじめの事実を提示し、対応を求めましょう。この時絶対に『いじめ』といってはいけません。必ず「受けた行為は、暴行、恐喝、強要等」と説明し、「私は犯罪の被害者です」といった上で、学校側に再発防止策を出してほしい…と伝えます。

②警察に被害届を出す

  • 学校がいじめの事実と向き合わず、不誠実な対応を見せた時は、警察に行ってください。その時、いじめの内容を時系列で並べたリスト、証拠(コピーでOK)をもっていってください。
    被害届が受理されたら、そのことを学校に伝えてください。前もって「被害届を出します」という必要はありません。
  • 大きな被害が出ないと、被害届が受理されないことが多いので、その時は即座に弁護士会に行き、告訴の準備に入ります。

③a 告訴する

  • 被害届と先ほど述べた書類を弁護士に渡し、「被害者を訴えたい」と相談します。お金はかかりますが、告訴状を書いてくれます。告訴状を提出するときは『同行してほしい』と伝えてください。
    弁護士が同行しないと、告訴状を警察が受理しないケースがあります。

③b 民事訴訟を起こす

  • 告訴と並行して、生活のトラブルを裁判で解決するための民事訴訟も起こすのも手です。
    これにより、加害者からの接触や妨害を封じることができます。
    けがや物を壊された「損害賠償請求」も一緒に弁護士に依頼しましょう。

最後に

  • この記事を書いたアナリストの青木文鷹氏は、「今学校で起きているのはいじめではなく、犯罪である。犯罪より子供を守らなければならない」と思い、この方法をTwitterで拡散しました。実際に青木氏が提示した方法により、救われた親子がたくさんおります。
  • また、青木氏は「評論家」たちが述べている「いじめ対策」を聞いて「まったく解決法になっていない」と怒りを感じています。
  • 最近の学校は「いじめはなくなる」という前提では、いじめが存在する=罪という感覚になってしまうため、いじめがなくなるどころかいじめを助長してしまう…と彼は警鐘を鳴らしています。
  • いじめた奴らにきっちり「落とし前」をつけさせることで、いじめが犯罪であることを体をもって知らしめると同時に、「自分はいじめに負けなかった」ということが自信につながる、とも彼は述べています。
  • 最後に青木文鷹氏の言葉で締めくくりたいと思います。

    「死ななくても反撃はできると伝えたい」と。

いじめ電話相談ガイドの連絡先

  • いじめ連絡相談ガイドの連絡先を掲載します。いじめに遭って苦しんでいる方は、ぜひ活用してください!
  • 文部科学相24時間いじめ相談ダイヤル
    • TEL:0570 - 0 - 78310
  • 警視庁ヤング・テレホン・コーナー
    • TEL:03 - 3580 - 4970 
      (平日8:30~20:00、土曜祝日8:30~17:30)
  • 自殺予防いのちの電話
    • フリーダイヤル:0120 - 738 -556
      (毎月10日、24時間相談可能)
  • 法務省子供の人権110番
    • フリーダイヤル:0120 - 007 - 110
      (平日8:30~17:15)

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