人生お悩み相談8

きついとき、しなきゃいけないことがあり、その始めの一歩を踏み出す勇気はどのように

出したらいいですか?

図44

  • 私の場合、きついとき・しなければいけないことがあるとき、このように行動します。実際に富山県東部にある自治体が主催の学習支援ボランティア事業から撤退を決断するまでにとった行動を示します。
  • まず可能な限りインターネット等を使って自分が一年間行ってきた指導方法等を見直す「総括」を行いました。その結果、一部マンネリ化し始め、慢心も入ってきた指導に子供たちが迷惑するのでは?という結果が出たので、続けるには難しいのでは?と判断をしました。
  • 次に「これを続けるメリットは何か」「これに関わっている人々と今後も付き合う意志があるか」「市が示した方針で結果が出せるのか」「そのようなことをして自分自身が納得できるのか」を近くの公園や自宅周辺をウロチョロしながら3回自問し、3回とも「No」と出たので、「撤退する」という決断をしました。
  • 市役所職員と面会する機会があったので、その時にかけていた予算の話が出てきて、余りにも後ろ向きすぎる態度がはっきりと見えたので、ここで完全に「撤退する」意志を決めました。この時はいったん返答を保留しました。
  • 移動中の車の中で「どう返答しようか」と口に出しながら考え、自宅兼事務所に帰ってきて、即座に「撤退します」と車で考えた理由と一緒に返答しました。
  • …という具合です。「行動を起こす」決断をするのなら、自分自身が今まで何をしてきたのか、それで何が得られたのか、自分自身が楽しくできるのか…を時間をかけて見つめなおしてください。そして、その中から「できること」「できないこと」「やりたいこと」「やりたくないこと」を整理してみてください。その中からやりたいこと・できることを中心に「新しいこと」探してみてください。やりたくないものを中心に「新しいこと」を探すときは、やりたくないものの「逆」を探してください。そうすれば、おのずと行動できるようになります。
  • 出来れば行動を起こすまでの期日を設けると、自分自身にプレッシャーがかかるので、「やらねばならぬ」という状態になり、行動が起こしやすくなります。