人生お悩み相談2

お互いに助け合うことは大切だと思いますか?それは何故ですか?

図44

  • 大愚和尚という方が愛知県におられますが、その方が動画で「人生は団体競技である」とおっしゃっておりました。
  • 相談者が「一生懸命追い付こうと思うがゆえにのめり込んでしまい、周りが見えなくなっているから私は孤立しているのでは?」と相談していますが、和尚様は「それは大きな誤りです。競技以外の場所で仲間に挨拶をしなかったり、注意やアドバイスを受けたときに「ありがとうございました」という言葉をかけなかったり、注意を受けたとき、それを真摯に受け入れ反映させてゆく態度を見せていなかったり…というのが積み重なって『孤立』という状況を作り出してしまったのではないですか」と答えております。
  • もし、相談者が先輩や同期の助言を受け入れたり、ちゃんと挨拶をしていたら、その競技は「厳しいが楽しい」と感じ、大きく成長してゆくでしょう。しかし、前述のような態度をとっていたら、その場に居づらくなり、「自ら去ってゆく」という決断をせざるを得ないことになるでしょう。
  • 自分自身を成長させ相手を成長させるため、お互い助け合わないといつまでたっても成長できないし、目標を達成できない…と和尚様は述べております。
  • 「先生は生徒を育て、生徒・親は先生を育てる」という格言を耳にします。先生は生徒を指導・教育してゆくことで生徒を成長させ、先生もまた、生徒または親から助言を受けて成長し、立派な先生に成長してゆきます。
  • もし、一人で「先生」をやっても、どこがダメでどこがよいかを客観的に判断することができないため、成長することなく「先生」という職業に魅力を感じず「廃業」することになるでしょう。
  • 私自身、「他人に力は借りない。すべて自分でやる」という考えで行ってきました。しかし、自分で会社を立ち上げ、多くの人と仕事を通じて関わったことにより「自分一人の力は実にちっぽけなもの。他人の力を借りないと何もできない」ということを35になってようやくわかりました。
  • 長くなりましたが、お互い助け合うということは、目標を達成するために必要不可欠な要素…ということになります。

長くなって申し訳ございません。