人生お悩み相談11

友達はいなくてもいいですか?

図44

  • 小学校、中学校、高校、大学、社会人…と段階を経るとともに、友達の数はどんどん減少してゆくような気がしてなりません。そして最後は1人(自分だけ)もしくは2人(自分とパートナーだけ)になるでしょう。
  • 私自身一番友達が多かった時期は大学にいたころですが、大学を出てから十数年たちアラフォーに差し掛かった今日この頃、みんな世界各地に散らばってしまい、まず会うことはありません。しかも彼らは家庭をもっているので、よきパパをやっているので、「友達付き合い」は二の次・三の次になってしまいます。
  • この前、14年ぶりに大学の友人が富山に出張に来る…との連絡があったので、久しぶりに富山駅で待ち合わせ、酒を飲みました。その時彼と話したところ、関東にいる学友とたまに会うけど、仕事で忙しいからLINEなどのSNSで近況報告で済ます…とのことです。

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  • そのような状況のため、私は無意識のうちに友達を求めているような気がします。だから最近人と会うこと=新しい刺激=一時的だが寂しさを忘れることができると感じるようになり、出会いというものが非常に貴重なものに感じています。
  • しかし、私も年を取り、60歳、70歳…となると同級生の何人かが鬼籍に入るので話の通じる同世代が少しずついなくなるので、ますます生きてゆくのがつらくなり、その寂しさを紛らわせるため、人との出会いを求めて彷徨しているかもしれません。(多分しているな)
  • 私の教え子にも「友人はいらない」といって憚らない学生がおりますが、彼女も私ぐらいの年になってくると、友人が欲しくなってくるかもしれません。しかし、どこかで「孤独」に耐えて生きてゆくことも覚悟しているかもしれません。
  • 私自身は「孤独」になる覚悟を決めておりますが、できれば近くに友人がいるとありがたいですね。
  • 誰が言ったか忘れましたが、「友のいない人生は砂漠の中をひとりさまようものだ」という言葉がありました。この言葉の意味が年を取るにつれて身に染みてわかるようになりました。