教育問題4

アクティブラーニングの長所および短所は何ですか?

図45

私見ですがお答えします。

1.前提

  • 原則教室で行いメンターがつく
  • グループワークすることが多い
  • 生徒の見解・理解度の多様性に寛容
  • 生徒はアクティブであることを(潜在的に)要請される

2.長所

  • アクティブに参画できれば、十分なアウトプットにより強固な定着が見込める
  • これまでの知の伝達と異なる、コミュニケーション能力・ファシリテーション能力・多様性への寛容的姿勢などを高める機会として機能する可能性が高い
  • 近年の思考力・判断力テストの類と親和性が高いので、習得した生徒は社会的評価を高めやすい可能性がある

3.短所

  • 生徒をアクティブな状態にするためのスキルが定式化されていない
  • 教室で授業を主催する方(先生、メンターなど)の性格・見識・研究量・経験・技量など属人的な部分に多くを負う
  • これまで行われてきた知の伝達としての授業の専門性に一定の制限を加える傾向がある(短所とはいえないかも。むしろ長所かも)

異論・反論あるかと思います。