ナルコレプシー(なるこれぷしー)

ナルコレプシー(なるこれぷしー)

  • ナルコレプシー(narcolepsy)とは、昼夜において時と場所を選ばず強烈な眠気が患者を襲う睡眠障害の一種である。過眠症(かみんしょう)とも呼ばれる。
  • ナルコレプシーは15歳前後の若年層によく見られる。深刻な不眠症に悩まされている人にとっては「良く眠れてうらやましい」と思われるが、決して楽観視できる疾患ではない。
  • 患者本人がこの病気の特性ゆえ、「病気」であることに気づかないことが多い。また、この病気の発症から確定まで平均15年かかる。

症状

  • ナルコレプシーの症状について挙げる。
    • 睡眠発作
      昼夜において時と場所を選ばず強烈な眠気が患者を襲う。

    • 情動脱力発作(カタプレキシー)
      笑う・自尊心をくすぐられて気持ちが昂るときなどに突然全身の力が抜けてしまい、立てなくなる・呂律(ロレツ)が回らなくなる・膝の力が抜けてガクッとくるなどの発作を生じる。→実例

    • 入眠時幻覚
      レム睡眠(深い睡眠)とノンレム睡眠(浅い睡眠:夢を見る睡眠)のサイクルが逆転し、夢を見る回数が増える。その内容は非常に現実的な夢(基本的には悪夢)で、現実と夢の境界がほとんどなくなるためうなされる。

    • 睡眠麻痺
      いわゆる金縛り。意識がはっきりし目は開いていても体を動かすことができない。

    • 自動症
      眠っていないにもかかわらず、その直前の記憶がない状態。すなわち「眠った状態で何かをする」状態。

    • 中途覚醒・熟睡困難
      夜、頻繁に突然目が覚めたりすることにより熟睡できない状態。

ナルコレプシーにかかる原因

  • ナルコレプシー(若年性睡眠障害)にかかる原因について挙げる。

勉強が原因

  • 15歳…この年齢は「高校入試」の年である。またこの年齢±3歳だと「成績」「塾」「留年」など勉強に関するストレス・プレッシャーの重さは「責任の重い仕事」を任されている大人と同じである。これが苦になり睡眠障害になるケースが多い。

長期休暇が原因

  • 現在(2013年8月14日)、学生は夏休みである。そのため、夜更かしが日常的になり昼夜逆転の生活を営むことが多い。その結果、生活のリズムが崩れ睡眠障害になるケースが多い。

高校・大学入試を控えている学生へ

  • 不眠症・睡眠障害は学習効率を大幅に下げるので、高校・大学入試を控えたお子さんをお持ちの両親は、お子さんにその兆候が出ていないかをチェックしてほしい。もし出ていたら専門医に診てもらうことを強く勧める。

不眠症・睡眠障害を専門に取り扱う医師

  • ここに不眠症・睡眠障害を専門に扱う医師のリストを挙げる。不眠症・睡眠障害で悩んでいる学生はすぐ診てもらうこと!
  • ここからダウンロードしてください。


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