Firefox(ふぁいやーふぉっくす)-Miyapedia

Firefox(ふぁいやーふぉっくす)

  • Mozilla Foundationが開発・公開しているインターネットブラウザ。
  • Internet Explorer、Google Chromeに次ぐシェアを持つ(2012年10月現在、14.9%)
  • "Firefox"とは、レッサーパンダの別名だが、日本では「火狐」と直訳されてしまったため、キツネのイメージがある。マスコット「フォクすけ」もキツネである。(下図参照)

    マスコット「フォクすけ」

  • 1998年当時、Internet Explorerのシェアが90%を超える中、Netscapeのソースコードが公開され、新しいブラウザを共同開発するためにMozillaが設立された。
  • 初め、「Firebird」という名前で公表されていたが、データベースプロジェクトの名前とかぶっていたことが発覚し、苦情が来た。
    また、AOLとマイクロソフトが和解し、Internet Explorerをただで使用する契約を結んだため、Mozillaの存在意義がなくなる事態にまで追い込まれた。そのためMozilla Foundationを設立しブラウザ部門を切り離した。そして名前を「Firefox」に改めて開発を行い2004年2月にリリースした。
  • 現在、最新版のVer32.0が公開されている。ここに過去のバージョンを表示する。
    • Ver. 1.0

      Firefox 1.0

    • Ver. 3.6

      Firefox 3.6

    • Ver. 8.0~19.0

      Firefox 8.0~19.0

    • Ver.20.0~29.0

      Firefox 20.0~29.0

    • Ver.30.0~

      Firefox 30.0~

  • Firefoxの特徴として、次のようなものがある。
    • アドオン
      • ブラウザの外観を自由に設定することができる。personas(ペルソナ)でテーマのアドオンをダウンロードし組み込むことで、自由に変更できる。昔のバージョンでは8個くらいまでしかインストールできなかったが、今は無制限にインストールできる。

      • 有用なアドオン紹介の最新情報を得ることができ、その中から選択してインストールすることができる。

      • プラグインの情報も確認でき、最新版であるかをチェックできる。最新版でない場合は、そこからリンクして更新することができる。(下図参照)

        プラグインチェック

    • タブブラウジング機能
      • 1つのウィンドウで複数のサイトを表示することができる。(下図参照)

        タブブラウジング機能

    • 複数のOSで起動可能
      • Windows、Mac OS X、Linuxでサポートしており、起動可能である。最新版リリースは上記3つのOS同時に行われる。

    • 自動アップデート機能
      • 何もしなくても、起動時にアップデートしてくれる。

    • フィッシング詐欺警告機能
    • セキュリティ
      • JavaScript の制御機能や SSL、EV 証明書、TLS のサポート機能、証明書管理機能などを備える。特に、SSL/TLS 通信では、信頼するルート証明書を用いて真正性を確認できた場合には、ロケーションバー(アドレスバー)の背景色が変更され、ユーザーに対してサーバー証明書の有無やその真正性を分かりやすく示している。
        (Wikipediaより引用)
  • 欠点としては、メモリ消費量が多いことである。アドオンの設定のよっては数百MBから1GBまで消費するので、低スペックパソコンでは負担が大きい。しかし、フリーソフトFireminを常駐させることで、消費量を抑えることができる。(詳しい使い方を見る場合は、こちらからどうぞ)
  • クローンブラウザ(機能・操作方法や外見がほとんど同じブラウザ)として、
    Pale Moon(ペールムーン)が存在する。

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