キーボード型PCがブーム?
キーボード型PCが復活
- 今から約35年前、PC-8801やPC-9801といった、キーボードとパソコン本体が分離したパソコンが登場しました。これが今の「パソコン」のスタイルを決定づけました。
- しかし、PC-9801は非常に高価(新品で20万~30万前後)であったため、購入を断念する家庭が多くありました。そこで、アスキーが「子供向けの安価なパソコン」をメインコンセプトとし、キーボードとパソコン本体が一体化したMSXの開発に取り掛かり、パナソニックやソニーなどの家電メーカから登場しました。
- その後、苛烈な値下げ競争にさらされ、「中途半端な」性能感が否めないキーボード型PCの代表格であるMSXは市場から姿を消しました。その間にパソコンはタワー型、ノート型、1チップ型、タブレット型、スティック型へと進化を遂げてゆきました。そして2016年…一周してまたキーボード型パソコンが登場しました。
詳細
- このパソコンはテックウインド株式会社より19800円で店頭販売される予定です。色は上の写真を見てもらうとわかりますが、白と黒があります。白は法人向けモデルで黒は一般家庭用モデルとなっております。
- スペックの詳細は、次のようになっております。
本体サイズ:287×125×26.5mm(幅×奥行き×高さ)
重量:288g
CPU:Atom Z3735F(1.33GHz)
メモリ:2GB
ストレージ:32GB
OS:Windows 10 Home
画面出力解像度:
HDMIならフルHD(1,920×1,080ドット)、ミニD-Sub15ピンならHD(1,366×768ドット)をサポート
インターフェース:
USB 2.0×2、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、microSDカードスロット、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+LE、音声入出力
- 性能はスティック型PCと全く同じです。スティック型PC同様、モニタを別途用意する必要があります。キーボードにタッチパッドがついているため、マウスは不要です。
- パソコンを買い替える費用が…と悩んでおられる方は、このPCを導入してみてはいかがでしょうか?
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