教育問題17

なぜ「強豪校」の部活の指導は厳しいのですか?

図45

回答1

  • 厳しい指導で伸びた実績が伝統に変わっていくのではないかと思います。
  • そしてその指導を求めて多くの選手が集まることに鑑みるに、そうした指導法には魅力や効果があるのでしょう。
  • ちなみに学習塾で成果を出してるところはスパルタが多いです。対して上位の学校は放任が基本です。
  • つまり放任の学校とスパルタ塾を併用したエリートが日本には多いわけですが、これはスポーツの世界と比べるとどう位置づけられるのでしょう。深めると興味深そうな気がします。

回答2

  • 厳しさに耐えられるくらいの強さ(メンタル面も含め)が無いと勝ち残れないからです。

回答3

  • 中学の部活がいわゆる「強豪校」でした。
  • むろん「勝つため」に厳しくやるのですけど、技術の向上は当然欠かせませんね。そのためには基礎となる技術と体力も求められます。これは厳しくやらないとケガをしますし、試合でミスをするので、指導者はいきおい、はたから見るととても厳しい指導もせざるを得ないのでしょうね。でないと選手の側にも「できる」という自信がつかないし、自信のない選手が試合に出ても余計に自信を無くすだけなんですよね。私の時はスパルタ的な部分についていけないところがありはしましたが、もし私が今指導をしてくれと頼まれたら、基礎技術と基礎体力をつける練習には絶対妥協はしないと思います。
  • これ、勉強も同じ面があると思うのです。基礎力をつけるべきときに厳しくやっておかないと、必ず後でつまずきますよね。だから私は基本問題ができていない子、基本を身につけるべき時期にある子には徹底して基本問題を繰り返すようにしてました。
  • ちなみに「強豪校」でしたが、「勉強と部活を両立するように」という方針で合宿にわざわざプリントを刷っていって問題を解かせる学習時間を設けるほど、勉強も重視していた部だったので、同期の半分がいわゆる「進学校」に進学し、旧帝大への合格者も出ました。その監督のもとからは教師になった人が多く、勉強も重視というのを徹底していたことが現れてますね。