電子黒板を使いこなしていない
電子黒板が設置されているが…
- 近年、学校のIT化に伴い電子黒板が全国の小中学校6200校に設置されています。
- しかし、文字を書き込んだり画像を動かしたりする「特定の使い方※」を駆使して授業しているのは全体の1割にも満たないことが調査でわかりました。なぜこのように活用率が低いのかというと…
- 操作方法が難しい
- どう活用していいかイメージがわかない…からである
※「特定の使い方」というのは次の3つ。
- パソコンと接続したモニターに動画や画像を表示させて拡大したり、
図を移動させる。
- また、タッチペンで重要な部分に印を付けたり、文字や図を
自由に書き込む。
- さらに、通常の黒板は一度消してしまうと元に戻せないが、電子黒板だと表示していた画面を保存でき、一度消したあとも前の授業を振り返るために再び表示させる。
学校の先生がITに疎い?
- 現場の先生は「ITに疎い」タイプと「ITがものすごく好き」なタイプの2つに分かれるそうです。前者のタイプは1から100まで説明しないとわからないし、後者のタイプは勝手に設定をいじってほかの先生が操作できなくしてしまいます。
- 生徒や学生にタブレット端末を配布する予算はすぐ計上されるのに対し、先生のIT教育に関する予算はなかなか計上されないという現実があります。そのため、最新の技術に触れることができず、ITに疎くなってしまうという現実があります。
- また、IT化したとしても、「電子データを紙に印刷」して書類化して提出します。上から「パソコンで作っているのだから直すのは簡単だろう?」と言われて修正するのに時間を取られてITの勉強ができないというのもあります。
既存の黒板を「電子黒板」に
- そんな先生たちの強い味方がこちらです。
- 学校にある「黒板」をプロジェクタを使ってスクリーンにしてしまうというものです。設置費用も電子黒板を導入するより安く上がり、スマホにアプリを導入することで、遠隔操作も可能になります。
画像引用元 Gigazine 2014年10月23日配信記事
- 欠点は「黒板」なので、動画を再生するとあまりきれいに見えないことですが、ホワイトボードがある教室ではこの性能を十二分に発揮することができるでしょう。
電子黒板を持て余している学校の校長先生、この導入を検討してみてはいかがでしょうか?
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