これがWindows 10だ！(最終版) ～その4～

これがWindows 10だ！(最終版) ～その4～

  • 前回に引き続きWindows 10の情報について解説いたします。今回はインターネットブラウザなどについてお話しいたします。

Microsoft Edge

  • Windows 10より、Internet Explorer(IE)に代わりMicrosoft Edge(マイクロソフト・エッジ)というブラウザが投入されます。それに伴いロゴマークも新しくなります。(下図右参照)

マイクロソフト・エッジ

Microsoft Edgeの特徴

  • Microsoft Edgeには、次に示す特徴があります。
  1. シンプルなデザイン
    ツールバーが無くなり※、ウィンドウの右端にあるアイコンをクリックして操作するようになりました。(見た目がMozilla Firefoxに近づいてきた)

    Edgeメイン画面

    ※ツールバーは設定を変更すれば表示できます

  2. デスクトップパソコンからスマホ、タブレットまで、すべてのデバイスで使用可能になりました。(Edgeは「ユニバーサルアプリ」となっているため)

  3. 音声アシスタントCortana(コルタナ)が搭載されました。
    これは、iPadについている「音声による検索機能」と同じものです。

  4. HTML5などの最新のWeb技術に対応

  5. Webモードに加え、情報を最小限にまで削り落としたリーディングモード※を搭載しました。(下図参照)

    リーディングモード

    ※サムネイル(小さな写真)とニュースの要旨のみを表示させるモードのこと

  6. ブラウザの機能が拡張できるExtentions※が搭載
    Mozilla Firefox、Google Chromeで使用しているアプリをEdgeでも使用可能になりました。

  7. Webページに任意のコメントがつけられる注釈、クリッピング、共有機能が搭載されました。(下図参照)

    ノートモード

Internet Explorer(IE)は11で終了

  • 「インターネット」といえば「Internet Explorer」と答える人がたくさんいるほどなじみ深いInternet Explorerは、Windows 8/8.１に搭載されているInternet Explorer 11をもって、開発を終了する、とマイクロソフト社より通達がありました。(詳しくはこちらを参照)

2016年1月からは最新バージョンのみサポート

  • 2016年1月12日から、マイクロソフト社のサポート体制が大きく変わります。2016年1月12日からはWindowsの各バージョンに対応した最新のIEのみサポートを行います。
  • その組み合わせは、次に示す通りです。
お使いのWindowsIEの最新バージョン
Windows Vista SP2Internet Explorer 9
Windows Server 2008 SP2Internet Explorer 9
Windows 7 SP1Internet Explorer 11
Windows Server 2008 R2 SP2Internet Explorer 11
Windows 8Windows 8.1への
アップデートが必要です
Windows 8.1 UpdateInternet Explorer 11
Windows Server 2012Internet Explorer 11
Windows Server 2012 R2Internet Explorer 11


IE8でしか正常に動かないアプリを動かすには？

  • 企業のシステムの関係でIE8でしか動かないアプリを動かすには、次のように行います。詳しくはこちら?をご覧ください。

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