どういう理由で起業したの?
2014.08.14
カテゴリ:ブログ
どういう理由で起業したの?
- 皆さんこんばんは。オフィス・宮島です。私も会社を2年前に起こしましたが、どのような理由で起業する人が多いのでしょうか?
- 基本的にはこのような理由で起業する人が多いようです。
①自分は年収2000万円欲しいが、今の会社ではムリだから
②会社で新事業を提案したが否決された。どうしても自分でやりたい
③上司に使われるのは絶対嫌だ
④他人や組織に依存する人生は送りたくない
⑤自分のアイデアを何としても具体化したい
- ちなみに私の場合は④と「もう就職できないから今まで生かした知識を生かして社会の役に立ちたい」という理由で会社を起こしました。
起業すること=いいこと?
- 皆さんが最も疑問に感じること思いますが、起業することはいいことではありません。それはなぜか?
- 「会社」という「組織」に所属していると当たり前のようにもらえる「給料」「ボーナス」といった定期収入、「雇用保険」「年金」「健康保険」といった福利厚生および「お盆休み」「年末年始の休業」は、独立起業することですべてなくなります。「正社員」という身分保障および「給料」という定期収入は「組織」が保証しているのです。その庇護が無くなる代わりにだれにも束縛されないという「自由」というものが得られるわけです。そして自分の裁量で給料が決まるので頑張り次第で収入がどこまでも上がってゆきます。ただし、それが永遠に続くものではありません。
- これを読んだだけでもメリットよりデメリットのほうが大きいと感じると思います。さらに、「運」というものも必要になります。周りに同業他社がひしめいている状態で起業すると、それだけで過当競争に巻き込まれます。起業する「時期」も重要になります。最悪の場合起業して1年で解散…という状況にもなりかねません。
- ①~⑤の志望動機とこれらのリスクを完全に受け入れることができる人のみ起業してください。
起業は皆さんにお薦めできるものではありません!
まずはアルバイトとして会社に潜り込もう
- まずはこの動画をご覧ください。
- この動画は、就活についてアナリストの青木文鷹氏がコメントしたものです。ここで重要なのは、正社員という身分にこだわらないことです。まずは意中の会社に「アルバイト」としてもぐりこむのです。そこで5年間勤務し、アルバイトが「正社員になりたい」と申請すると、経営者は正社員として雇用しなければならないという義務が発生します。この法律をフル活用するのです。(改正労働契約法はこちらを参照してください)
- いったん入り込んでしまえばこっちのもの。あとはそこでしっかり会社のイロハをしっかり学んでおきましょう。できれば正社員とコネを付けてしまいましょう。そうすれば、もし、正社員化を申し出たとき、その人が保証人になってくれるでしょう。
- 「アルバイトだから…」とあきらめずに、アルバイトの身分をフル活用して吸収できるものは吸収してしまいましょう!
起業したいのならば、これくらいのしたたかさは持ちましょう!
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