移民受け入れは大丈夫?

移民受け入れは大丈夫?

  • 皆さんこんばんは。オフィス・宮島です。今回は「移民問題」について少し話をしようと思います。
  • 以前、大阪でこのような事件がありました。

「なに灰汁(あく)取りしてんねん!」。そう叱責された中国人アルバイトの男は、豆腐を切る作業を突然止め、先輩調理師に包丁を突き立てた。大阪市中央区の「かに道楽道頓堀中店」で、調理師の男性を刺して重傷を負わせたとして傷害罪に問われた男の公判が5月、大阪地裁で開かれた。

  • この事件は大学に通いながら生活費を捻出するために「かに道楽」でアルバイトをしていた中国人学生が正社員の日本人調理師との間にトラブルが発生し、中国人留学生が日本人調理師を包丁で刺し負傷させた、という事件です。
  • この事件の初公判が5月に行われました。その内容によると、中国人留学生が以前鍋を見ていなかったときに同じ料理人が「なぜ鍋を見ていない」と注意されたので、今回はそういうことが無いように鍋に目を配っていたところ、沸騰していたので緊急だと思い「鍋の火を弱めて灰汁を取った」ところ、調理師より「なに灰汁(あく)取りしてんねん!」と叱責され、「本来は『ありがとう』というべきではないのか」といって口論になり、調理師が留学生に近づいてきたので、殴られると思った彼は、身を守るため近くにあった包丁を持って威嚇したが、それでも調理師が近づいてきたので腹に包丁が刺さり全治1か月の重傷を負わせた…というものです。
  • もし、仮にあらかじめ「鍋を吹きこぼして灰汁を除去する」という指示が出ていたにも関わらず、留学生が勝手に火を弱めて灰汁を取ったというのならば、これは留学生が支持をきちんと聞いていなかったことによるトラブルということなので、留学生側の非が少し大きくなりますが、何も指示を出さず、危ないと感じた留学生がとっさに行った動作に文句をつけたというのならば、日本人調理師に非があると思われます。
  • このような事件が起きたのは、責任の及ぶ範囲が不明瞭であったのが原因の1つだと思います。私も某メーカや某工場に勤務していましたが、非常に責任の所在があいまいで、「わからないことがあれば聞くように」といっている管理職にそのことについてただすと真っ赤な顔をして「自分で考えろ」と言い放ちます。彼らは「何か問題が発生したとき責任を取りたくないが、立場が上であるから権利を行使したい」と考えているのでしょう。
  • 人口が減少するからといって、安易に移民を受け入れたところ、いたるところでこのようなトラブルが発生し、外国出身の被雇用者が経営者・管理者を殺害する殺人事件が頻発するのではないのでしょうか。
  • 移民を受け入れる前に、「問題が発生したら責任逃れする体質」を改善するのが先なのではないでしょうか。

本日はここまでといたします。ご清聴ありがとうございました。

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