体が動くのはなぜ?
2014.04.15
カテゴリ:理科用語
体が動くのはなぜ?
- 皆さんこんばんは。オフィス・宮島です。今回は「体が動く理由」について解説します。
- 皆さん何気なく体を動かしていると思いますが、なぜ体が動くのかを考えたことがありますか?ではその理由を掘り下げていきましょう。
体には電気が流れている
- 現在は、体が動く理由は電気信号によって動いていることが解明されています。これが解明されたのが18世紀後半の話なのです。意外と古くから知られているのです。
- これを発見したのは、イタリアの医師・学者のガルバーニという人です。
- この人の肖像画の下のほうを見てもらうとよくわかりますが、カエルの足に電極がついています。彼が行ったのは、「カエルの足を金属板の上に置き、その神経に電極をつないで金属板を付けるとどうなるか」という実験です。その結果、近くに電池といった「電源」が無くてもカエルの足がぴくぴく動きました。
- これによって、体の中に電気があることを突き止め、電気信号によって筋肉が動いていることを証明しました。(しかし、彼が提唱した理論には一部間違いがあったので、電池の発明で有名なボルタがさらに詳しく研究して正確な理由を解明した)
- 自分の体に微弱な電流を流すとその部分がぴくぴく動きます。実際に試してみるとよくわかりますよ。(よい子はまねしないでくださいね)
本日はここまでとします。ご清聴ありがとうございました。