ICカードの仕組み
2014.03.05
カテゴリ:理科用語
ICカードの仕組み
- 皆さんこんばんは。オフィス・宮島です。今回は「ICカードの仕組み」について解説いたします。
- キャッシュカードやクレジットカードにはICチップが搭載されています。
- このカードについているICチップに口座番号や残高などの情報がすべて入っていますが、どうやって読みだすのでしょうか?
- 実は…ここに「ファラデーの電磁誘導の法則」が利用されているのです。
ICチップから情報を読み取る
- このカードには電源がどこにもついていません。しかし、読取装置にカードをかざすことで情報を読み出すことができます。その理由は…
- ICカードリーダと呼ばれる装置の中にコイルが入っています。そこにICチップのついたカードをかざすとコイルの磁界が変化します。さらに、ICカードの中にもコイルが入っています。磁界が変化することで電磁誘導によってカードのコイルに誘導電流が流れICチップのスイッチがONになり情報を電波に乗せてICカードリーダに送信します。こうやってデータをやり取りしているのです。
- 身近なところにも電磁誘導の原理が応用されているのです。
本日はここまでといたします。ご清聴ありがとうございました。