貴金属と卑金属

貴金属と卑金属

  • 皆さんこんばんは。オフィス・宮島です。今回は「貴金属と卑金属」について解説いたします。

卑金属とは?

  • 卑金属というのは皆さんご存知でしょうか?
    これは「ひきんぞく」と呼びます。中学3年生で電池の原理の話を習うと思います。その時に「イオン化傾向」というものを聞いたと思います。

イオン化傾向

  • 卑金属というのは、イオン化傾向の表において、水素イオンから左側の金属を指します。これらの金属は酸と反応し水素が発生するという特性とイオンになりやすいという特性を持ちます。ゆえに、この性質のことを「電気的に卑である」といいます。このような特性を持つ金属をまとめて卑金属といいます。
  • このような性質を持つため、電池では陽極(+極)に使用されます。

貴金属とは?

  • 貴金属と聞いたすぐ金や銀をイメージする人が大勢いると思います。なぜ金や銀が「貴金属」と呼ばれるのかというと…
  • 上に示したイオン化傾向の表に水素イオンから右側の金属は酸と反応しにくく、イオンになりにくい特性があります。ゆえにこのような性質のことを「電気的に貴である」といいます。このような性質を持つ金属をまとめて「貴金属」といいます。
  • このような性質を持つため、電池では陰極(-極)に使用されます。

この性質を応用すると…

  • 卑金属・貴金属の性質を応用することで、過酷な環境で使用する金属を腐食から守ることができます。たとえば、海に浮かべるタンカーなどの大型船や地下に埋める鉄パイプに、亜鉛版を取り付けます。

犠牲陽極

  • こうすることで、鉄と亜鉛の間で電子のやり取りが行われ、鉄がイオンによって失った電子を亜鉛の電子によって補充することが可能になります。その結果、鉄が腐食せずに亜鉛版が腐食いたします。それによって鉄を腐食から守ります。これを犠牲陽極といいます。これは鉄より亜鉛のほうがイオンになりやすいという性質を利用したものです。
  • 船のような大きなものでもわずかな亜鉛版でさびから守ることができるため、コストパフォーマンスも優れている技術です。

本日はここまでといたします。ご清聴ありがとうございました。

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