輪軸について
2013.07.01
カテゴリ:理科用語
輪軸について
- 皆さんこんばんは。オフィス・宮島です。本日は「輪軸」について解説いたします。
輪軸とは?
- 「輪軸(りんじく)」というのは、下に図に示すようなものです。
- 軸を中心として、その外側に大きな輪がついているものです。より小さな力で円盤を動かすことができるというものです。
- なせ、このようになるのかというと、下の図をご覧になるとよくわかります。
- ここで、支点を中心としたモーメント(回転力)を考えると、L1×W1=L2×W2となります。そして、W1<W2となるため、小さい力で回せるわけです。
応用例
- これを応用したのが、日曜大工でお世話になるドライバです。プラスチックの持ち手が鉄製部分より太くなっているのは、「小さな力でねじを回して締めることができるように」するためです。正面から見てもらえばわかると思いますが、輪軸の構造とまったく同じになっています。
本日はここまでといたします。ご清聴ありがとうございました。