定滑車・動滑車 その2
2013.06.27
カテゴリ:理科用語
定滑車・動滑車 その2
- 皆さんこんばんは。オフィス・宮島です。前回に引き続き、「定滑車・動滑車」について解説いたします。
- 普通は、定滑車・動滑車はこのように組み合わせて使用いたします。これを「組み合わせ滑車」といいます。
- このように滑車を組み合わせることで、おもりを引き上げる力を半分にすることができます。そして、このように組み合わせると、引き上げる力を4分の1にすることができます。ただし、引き上げる高さは4分の1になります。だから、おもりを1メートル引き上げるときはロープを4メートルひかなければなりません。
- すなわち、2×動滑車の数で割った分の力で引き上げることができるということです。
- これを応用したのが、クレーンです。写真に示すように、動滑車をいくつも組み合わせることで引き上げる力を小さくすることができます。そのため、数百トンの物体でも百数キログラムの力で引き上げることができるのです。
本日はここまでといたします。ご清聴ありがとうございました。