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重力と「重さ」について

• 皆さんこんばんは。オフィス・宮島です。今回は「重力」と「重さ」について3行以内で解説してみたいと思います。

重力とは？

• 「重力」(gravity)というのは、物体が地球の中央に引張られることで生じる力です。言い換えるならば「地球が物体を引き寄せる力」ということです。

• 皆さんご存知のように、イギリスの物理学者・アイザック・ニュートンがリンゴの木からリンゴの実が落ちたことをヒントに「万有引力の法則」を導きました。

• 万有引力の法則というのは、次のような式で表されます。

• この式は「物体Bは物体Aに引き寄せられる」ということは「物体Aも物体Bに引き寄せられる」ということであるから、その間には互いに引き寄せあう力が働くということです。

• 物体Aを地球、物体Bをリンゴとすると、地球とリンゴの間に引き寄せられる力が働く＝重力が存在するということになります。これが「重力」ということです。

重さとは？

• では「重さ」とは一体何か？皆さんこう考えていないでしょうか？

• これは間違いです。質量(mass)というのは、「物体そのものが持つ重さ」という意味です。重さというのは「質量に重力が加わったもの」です。だから、重力が変わると重さも変わってしまうのです。

• ここで、地球の重力を1とした場合、ほかの惑星で1kgの分銅の「重さ」を測ったときの結果を示します。

• 1kgの分銅の重さを太陽で測定すると地球の27.3倍の「重さ」になり、月で測定すると0.165倍の「重さ」になります。

• では、質量はどうなると思いますか？
  答えは太陽で測定しても月で測定しても木星で測定しても変わりません。
  1kgの「質量」を持つ分銅はどこへ行っても1kgの「質量」ということです。

• ちょっと難しい話になったと思います。しかし、学年が上がってゆくとこのような話がしょっちゅう出てきますので、今のうちに慣れておきましょう！

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