コンピュータウィルス(こんぴゅーたうぃるす)
コンピュータウィルス(こんぴゅーたうぃるす)
- メールやファイル等を通じてコンピュータに侵入し、コンピュータのプログラムを破壊するプログラムのこと。初めは何も起きないが、しばらくするとシステムに異常をきたす動作が風邪などの病気の症状に似ているため、「コンピュータウィルス」と呼ばれるようになった。
- コンピュータウィルスを感染させた場合、電子機器損壊等業務妨害罪などが適用され、5年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられる。また、損害賠償も請求される。
- 正当な理由なく他人のコンピュータで実行させるために、作成・提供・所持・保管した場合、罪に問われる。
- コンピュータウィルスの種類にはいくつかある。
(スパイウェアはウィルスではないが、ウィルスと同じ挙動をするものもあるので、こちらに分類した)
タイプ | 症状・特徴 |
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ワーム型 | ネットワークを介して感染し、自ら増殖してゆく。感染力が強い |
トロイの木馬 | 有益なソフトやゲームを装って侵入し、ファイルを破壊したりパスワード等の個人情報を盗む。増殖しない |
マクロ型 | WordやExcelなどのデータファイルのマクロを利用して侵入する。Word、Excelファイルを開くと感染する。OSや機種に依存しない |
ボット型 | ウィルスに感染すると、コンピュータが攻撃者に乗っ取られ遠隔操作にてメールの大量配信や個人情報を盗み出す |
ファイル感染型 | 拡張子がCOM、EXE、SYSなどの実行ファイルに感染しコンピュータの制御能力を奪い増殖してゆく |
スパイウェア | フリーソフトをダウンロードした時に一緒に入り込んでくる。個人情報を盗んでゆくものやパソコンの動作を不安定にするものがある |
コンピュータウィルスに感染すると…
- コンピュータウィルスに感染するとこのようになる。
- 最終的にシステムファイルが破壊され、パソコンが起動しなくなる。
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