PPM(ぴーぴーえむ:プロダクト・ポートフォリオ・マネージメント)
PPM(ぴーぴーえむ)
- 百万分率(parts per million)のこと。
- プリンタが1分間に印刷できるページ数(枚数)のこと。(page par minuits)
- プロダクト・ポートフォリオ・マネージメントの略。企業が扱う事業や製品を市場占有率を横軸に、市場成長率を縦軸にとって「花形」・「金のなる木」・「問題児」・「負け犬」の4つに分類する経営分析方法。(下図参照)
- 「花形」・「金のなる木」・「問題児」・「負け犬」とは、次のような意味である。(表参照)
領域名 | 意味 |
---|---|
花形 | 市場占有率が高く、高い成長が見込める製品や事業。 黒字だが、成長を維持するため投資が必要。主力製品や事業のこと |
金のなる木 | 市場占有率は高いが、成長率が低い製品や事業。 少ない投資で黒字を生み出す製品や事業のこと。 高級化といった差別化が必要になる |
問題児 | 市場占有率は低いが、成長率が高い製品や事業。 将来の成長が見込める製品や事業である。 ただし、市場が小さいため、投資金額が多くなる |
負け犬 | 市場占有率が低く、高い成長が望めない製品や事業。 将来性が低いため、撤退すべきである。 |
参考文献 FOM株式会社,よくわかるマスターITパスポート試験,FOM出版,2012,p79-p80
- ITパスポート試験でよく見かける問題の1つ。たとえば、いくつか商品があって、その売上げ一覧表とバブルチャートを見ながら、「この製品はどのように扱えばよいか?」という問題が出てくる。
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