これだけは守ってください(Internet)

これだけは守ってください(Internet)

インターネット上でブログやホームページを開設する場合

  • インターネット上でブログやホームページを開設する場合、次に示すことをできる限り守ってください!
  1. ブログを開設する場合、プロフィールを作成しますが、その場合本名ではなくニックネームを使用すること

  2. 企業のホームページを開設する場合は、会社の住所・代表者の氏名および顔写真・連絡先(電話番号およびメールアドレス)を必ず掲示すること

  3. 他人の誹謗中傷や名誉棄損は行わないこと

  4. ほかのサイトで見つけた写真や文章を使う場合は、写真や文章の引用元を可能な限り表示すること
  • 1について
    • ブログを開設する場合は、できる限り本名を避けてください。芸能人や有名人ならともかく一般人の場合、ブログで不用意な発言をしてコメント欄に批判や中傷が殺到する状態(これをブログの炎上という)に耐えられないと思います。

    • また、本名をさらすことによって、それから住所や電話番号といった個人情報を割り出されてしまい、いわれもなき非難や恐喝といったものに巻き込まれます。
  • 2について
    • 企業のホームページを開設する場合は、会社の住所・代表者の氏名および顔写真・連絡先(電話番号およびメールアドレス)を必ず掲示しなければ、信用されません!
  • 3について
    • 前にも述べましたが、ブログが炎上する原因の1つとして、「他人への誹謗中傷」が挙げられます。「他人の意見の批判」は問題ありませんが、たとえば「あいつはキ○ガイだし、○○出身だからあいつの意見はおかしい」といった人格攻撃を絡めた批判は絶対に行ってはいけません。
      最悪の場合、あなたが名誉棄損で訴えられてしまい、あなたの作成したブログが証拠となって有罪になってしまう場合があります。
  • 4について
    • 3に関連するのですが、ほかのサイトからダウンロードした画像(これを「拾ってきた画像」という)や文章などには著作権がついています。今年の10月に著作権法が改正され、罰則が厳しくなりました。

    • それに加え、たまたま漫画の原作者があなたのサイトを訪れたときに作者のキャラクタが無断で使用されていることを作者が知った場合、損害賠償を請求される恐れがあります。

インターネットでお買い物をする時の注意点

  • インターネットでお買い物をする場合は、次の点に注意してください。
  1. 偽サイトに入り込み、クレジットカードの番号が盗まれるというトラブルがあるので、自分が買い物しようとしているサイトのURLを確認すること

  2. サービスを受けるためにアカウント名とパスワードを入力します(これをログインという)が、サービスを受けた後ログアウト(サービス終了手続きを行う)すること

  3. 推測されやすいパスワードを設定しないこと

  4. クレジットカードの番号やパスワードをきちんと管理すること

  5. ネットカフェやホテルに設置してあるパソコンおよび他人のパソコンでインターネットショッピングをする場合は、お買い物終了後必ず履歴を消去すること
  • 1について
    • 偽サイトに誘導し、そこでクレジットカードの番号やパスワードをを書き込ませることにより、それを盗み取ることをフィッシング詐欺といいますが、これによるクレジットカードの不正使用といったトラブルが後を絶ちません。
      (詳しくは「フィッシング詐欺」の文字にマウスポインタを合わせてクリックしてください。解説ページにフィッシング詐欺の概要や手口が書いてあります)

    • これを防ぐには、ウィルス対策ソフトによる検知も有効ですが、一番確実なのは「自分の目でURLを確認すること」です。
  • 2について
    • サービスを受けた後、終了手続きを取らないと、ほかの人があなたに「成りすまして」買い物を行ったため、身に覚えのない請求書があなたに送りつけられるのです。

    • これを防ぐには、サービスを受けた後必ずログアウトすることしかありません。
  • 3について
    • 2に関連する内容ですが、いったんログアウトし再びサービスを受けたい場合は、アカウント名とパスワードを入力しなければなりません。しかし、パスワードが短かったりすると、ほかの人が適当にパスワードを入力してログインできてしまい、その人がコンピュータ上では「あなた」になってしまいます。

    • 銀行のキャッシュカードの暗証番号設定時にも言われていることですが、「誕生日」といった推定されやすいものをパスワードとして設定しないことです。

    • かといって、非常に長くて複雑なパスワードを設定しても覚えることができませんので、
      アルファベットと数字を組み合わせて6~8文字以内でパスワードを作成してください。
  • 4について
    • これも2、3にかかわる内容ですが、クレジットカードの番号やパスワードは「あなたの個人情報」です。ハッカーには「個人情報=お金」と映ります。そのため、悪用される可能性が非常に高いです。

    • クレジットカードの番号やパスワードは、友人などに軽々しく漏らさないようにしてください。また、パスワードをメモした紙はシュレッダーにかけるか細かくちぎって水洗便所に流してください。

    • ちなみにクレジットカードの番号やパスワードを聞き出したり、メモを盗み見する行為のことを「ソーシャルエンジニアリング攻撃」といい、「コンピュータを使わないハッキング」です。このようなところから情報は洩れてゆくので注意しましょう!
  • 5について
    • ネットカフェやホテルなどに設置されているパソコンおよび他人のパソコンを使って買い物した時は、必ず履歴を消去してください。前者は不特定多数の人間が使うため、仮に「あなた」に成りすまされて悪用されても、犯人を特定することが不可能に近いからです。後者は友人とはいえ悪用される可能性がないとは言い切れないためです。

  • インターネットでのトラブルは大体このようなところから発するものが多いです。これをきちんと押さえて楽しく快適にインターネットライフを満喫しましょうね!